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タンパク質

大豆たんぱく
適正な活動・生殖等、生きていく上での必要な要素の活性・維持

大豆たんぱく試作段階で数多く実験したところ、動物性のたんぱく質を使うと、色々な弊害が出ることが分かってきました。

新タイプ昆虫ゼリー High effectでは、

最も栄養価が高く、クワガタ・カブトムシにとって安全な、植物性たんぱく「大豆たんぱく」を採用。

タンパク質は、活動・生殖等、全ての昆虫の行動に影響を与え、少ないと異常をきたします。
(ガラクトースと同じく符節がとれたり、飛べなくなったりする)

通常の昆虫ゼリーに混入されているものや量では、長期間生命を維持することは不可能。

新タイプ昆虫ゼリー High effectでは、通常市販されている昆虫ゼリーの実に25倍という高い水準で混入されています。
(高タンパクゼリーの呼称で販売されている昆虫ゼリーとの比較でも1.5倍は配合)

単純にこの水準までタンパク質の配合比率を上げて昆虫ゼリーを作ることは簡単です。しかし、単純にタンパク質の配合比率を上げれば、攻撃性の増加・食いが悪くなる・他ゼリーを食べなくなる等多々の弊害が発生してきます。

配合成分の選択はもちろん配合成分全体のバランスを絶妙に保ち作り上げているからこそ、新タイプ昆虫ゼリー High effectは、この高タンパク配合率を実現できています。

なぜ、植物性蛋白質なのか?

大きく分けて、植物性と動物性に分かれる蛋白質ですが、植物性をもう一段階分けると、葉緑性と非葉緑性にわかれます。
葉緑性というのは、光合成により葉緑素の働きで実などに蓄積された蛋白質のことを指します。

葉緑性蛋白質は、動物性と同等の栄養プラス各種ビタミン・ミネラル等の栄養素が豊富に備わっています。

一般に、動物性蛋白質の方が優れていると言われるのは、人間が食した場合の事です。蛋白質の質、消化吸収の良さは、摂取する側がなにかによって、良質・悪質が決まります。

人間のように肉と血で構成されており、思考回路が複雑で、行動にも思考にも蛋白質を多く消費する動物には、同質の動物性蛋白質の方が、吸収の面で有利です。

しかし、クワガタ・カブトムシではどうかというと、少し状況が変わってきます。

先に述べた葉緑性蛋白質には、光合成により構成されるので、動物性と同等の栄養以外に、ビタミン・ミネラルが豊富に加わっているのです。

ゆえに、植物性の樹液を舐めて生活しているクワガタ・カブトムシには、植物性蛋白質の方が有利に働くのです。

また、動物性蛋白質を「刺激性蛋白質」と呼ぶのに対し、植物性蛋白質を「無刺激性蛋白質」と呼ぶことからも、 いかに植物性蛋白質が弊害が少ないかが伺えると思います。

肉食・雑食の生き物には動物性の蛋白質を摂取するような作りになっているため弊害が無いかもしれませんが、 クワガタ・カブトムシには過度の動物性蛋白質の摂取は、生死にかかわる弊害が起こる可能性があります。

急に獰猛(どうもう)になり、オスがメスを、メスがオスを殺してしまったりするのは、通常、動物性蛋白質を摂取することの無い、草食獣や昆虫(肉食昆虫を除く)に過度な動物性蛋白質を摂取させるのが原因です。

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